※本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、内容は公正な評価に基づいています。
アベンヌ ミルキープロテクターUVはどんな商品?赤ちゃんにも安全?
こんにちは、「やさしいコスメ」です。
今回は、「アベンヌ」の「ミルキープロテクターUV」を分析していきます。
温泉水を使用したコスメを作っているアベンヌは、フランス生まれで、現地では一般的に高評価のブランドです。
フランスは環境問題やコスメの品質に敏感なところがあるので、恐らくこの「ミルキープロテクターUV」も高品質な日焼け止めと思われますが、どうでしょうか。
コスメ成分をチェックしながら、本当に“やさしい”日焼け止めかどうかを詳しく見ていきます!
ブランド | アベンヌ (Avene) |
商品名 | ミルキープロテクターUV |
内容量 | 40ml |
SPF/PA | SPF50+/PA++++ |
特徴 | ウォータ&スウェットープルーフ |
・アベンヌ温泉水配合
・石けんでオフ
・生後3ヶ月から使える
・ブルーライトカット
・SPF50 ++++
アベンヌ ミルキープロテクターUVの気になる成分とその評価は?
次に、成分を細かく見ていきましょう。
温泉水,安息香酸アルキル(C12-15),セバシン酸ジイソプロピル,グリセリン,酸化チタン,メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール,ペンチレングリコール,水,ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン,ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル,セチルリン酸K,(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル,ステアリン酸グリセリル,ステアロイルオキシステアリン酸イソセチル,(VP/エイコセン)コポリマー,カカオ種子エキス,トコフェリルグルコシド,トコフェロール,ヒマワリ種子油,トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル,アルミナ,BG,デシルグルコシド,ベヘン酸グリセリル,ジベヘン酸グリセリル,PG,ステアリン酸,トリベヘニン,キサンタンガム,安息香酸Na https://www.avene.co.jp/products/pc/milkyprotector_uv/
紫外線防御成分
酸化チタン(紫外線散乱剤):★★★★★
➡ 紫外線を物理的にブロックする成分。肌に優しく、赤ちゃん用として最適。
メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(UVフィルター):★★★★★
➡ 広範囲の紫外線(UVA・UVB)をカットする成分。安定性が高く、分解しにくい。
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(UVフィルター):★★★★★
➡ 非常に安定したUVA・UVBフィルター。フランスでも高評価。
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(UVAフィルター):★★★☆☆
➡ UVA防御力が高く、安定性もあるが、一部の敏感肌では刺激になる可能性がある。
エモリエント・保湿成分
グリセリン(保湿):★★★★★
➡ 肌に水分を引き寄せる優れた保湿成分。安全性が高い。
ヒマワリ種子油(保湿・エモリエント):★★★★★
➡ 肌を柔らかくし、水分を閉じ込める。抗酸化作用もある。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(エモリエント):★★★★★
➡ 軽い感触のエモリエント成分で、肌に優しくなじみやすい。
安息香酸アルキル(C12-15)(エモリエント):★★★★☆
➡ 肌を滑らかにする成分。安全性は高いが、稀に刺激を感じることがある。
セバシン酸ジイソプロピル(エモリエント):★★★★☆
➡ 軽い感触のエモリエント成分。安全性は高いが、ニキビ肌には注意。
スクワラン(エモリエント):★★★★★
➡ 肌のバリア機能をサポートし、乾燥を防ぐ。低刺激で安全性が高い。
抗酸化・整肌成分
トコフェロール(ビタミンE・抗酸化):★★★★★
➡ 抗酸化作用があり、肌を保護する。安全性が高い。
トコフェリルグルコシド(抗酸化):★★★★★
➡ ビタミンEの誘導体で、抗酸化作用がある。安定性がある。
カカオ種子エキス(整肌):★★★★☆
➡ 抗酸化作用があり、肌を健やかに保つ。ただし、カカオアレルギーがある場合は注意。
乳化・増粘成分
ステアリン酸グリセリル(乳化剤):★★★★★
➡ 肌に優しい天然由来の乳化剤。安全性が高い。
ステアロイルオキシステアリン酸イソセチル(乳化剤):★★★★★
➡ 乳化を安定させる成分。肌に優しく、刺激が少ない。
セチルリン酸K(乳化剤):★★★★☆
➡ 乳化を助ける成分。安全性は高いが、敏感肌では稀に刺激を感じることがある。
デシルグルコシド(界面活性剤):★★★★★
➡ 低刺激な植物由来の界面活性剤。肌に優しい。
増粘・安定化成分
キサンタンガム(増粘剤):★★★★★
➡ 天然由来の増粘剤で、安全性が高い。
(VP/エイコセン)コポリマー(皮膜形成):★★★★☆
➡ 皮膜を作り、紫外線防御効果を高める。安全性は高いが、敏感肌では刺激になる可能性がある。
アルミナ(安定化剤):★★★★☆
➡ UVフィルターを安定化させる。一般的に安全だが、吸入は避けるべき。
防腐・pH調整成分
ペンチレングリコール(保湿・防腐補助):★★★★★
➡ 保湿効果と抗菌作用を兼ねる成分。安全性が高い。
安息香酸Na(防腐剤):★★☆☆☆
➡ 防腐効果があるが、敏感肌には刺激になることがある。フランスでは慎重に使用される成分。
PG(防腐補助・保湿):★★★☆☆
➡ 保湿・抗菌作用があるが、肌刺激を感じる人もいるため注意が必要。
ベヘン酸グリセリル・ジベヘン酸グリセリル・トリベヘニン(乳化安定):★★★★★
➡ 乳化を安定させる成分で、肌に優しい。
水(基剤):★★★★★
➡ 特に問題なし。
温泉水(基剤):★★★★★
➡ ミネラルが豊富で、肌に優しい。
総合評価
❤️ 紫外線散乱剤を使用し、赤ちゃんの肌に優しい
❤️ 保湿成分が豊富で、乾燥しにくい
❤️ 抗酸化成分が含まれ、肌を健やかに保つ
⚠️ 安息香酸Naが含まれており、敏感肌では注意が必要(-5点)
⚠️ 一部のUVフィルターが肌刺激になる可能性あり(-3点)
92点
まとめ
分析してみると、確かに紫外線吸収剤の使用はないものの、敏感肌に刺激になる可能性がある防腐剤やUVフィルターが含まれていることがわかりました。
肌が弱い赤ちゃんにはパッチテストを行ってから使用すると安心です。
ただし、抗酸化成分が含まれている点は評価が高く、日焼けによるダメージを抑える効果が期待できます。
総合的には高い紫外線防御力と保湿成分で、赤ちゃんのデリケートな肌をしっかり守ってくれそうです。