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グーン 肌にやさしいおしりふき はどんな商品?赤ちゃんにも安全?
こんにちは、「やさしいコスメ」です。
今回は、「グーン」のおしりふきを分析していきます。
こちらの商品は、ドラッグストアで簡単に手に入る、定番のおしりふきです。
ただ、おしりふきは毎日使うもの。おしりかぶれや肌トラブルを避けるためにも、安全性もチェックしたうえで選びたいですね。
さっそく分析して、やさしいコスメかどうかチェックしていきます!
特徴まとめ

ブランド | グーン(GOON) |
商品名 | 肌にやさしいおしりふき |
内容量 | 77枚 |
- 水分たっぷりで洗い流すようにやさしくふける
- 生まれたその日から使えます
- 純水99%
- ノンアルコール、パラベンフリー、無香料
グーン 肌にやさしいおしりふき の気になる成分とその評価は?
次に、成分を細かく見ていきましょう。
成分 水、BG、フェノキシエタノール、セチルピリジニウムクロリド、ベンザルコニウムクロリド、クエン酸、クエン酸Na |
保湿・基剤成分
水(基剤):★★★★★
→ 極めて安全。化粧品の基本ベース。
グリセリン(保湿):★★★★☆
→ 安全性が高く保湿効果もあるが、濃度が高すぎると刺激になることも。赤ちゃん向けでも基本的に安全。
pH調整成分
クエン酸(pH調整):★★★★☆
→ 皮膚に優しい弱酸性を保つ目的。安全性は高い。
クエン酸Na(pH調整):★★★★☆
→ クエン酸と併用される緩衝剤。安全性は高い。
防腐・殺菌成分
ベンザルコニウムクロリド(防腐・殺菌):★☆☆☆☆
→ 強力な殺菌成分。皮膚刺激やアレルギーのリスクあり。特に乳幼児使用には注意が必要。
安息香酸Na(防腐剤):★★☆☆☆
→ 一部で刺激報告あり。EUでは濃度規制(上限0.5%)。新生児使用は慎重に。
フェノキシエタノール(防腐剤):★★☆☆☆
→ 一般的な防腐剤。刺激性や毒性の懸念があり、赤ちゃん用には推奨されにくい。EUでも乳幼児の口元使用は非推奨。
総合評価
❤️ 基本成分は水とグリセリンで構成され、構造はシンプル
❤️ クエン酸・クエン酸NaによるpH調整が適切で肌への配慮あり
⚠️ 安息香酸Naの刺激性・皮膚感作リスク(-4点)
⚠️ フェノキシエタノールの毒性・粘膜刺激懸念(-6点)
⚠️ ベンザルコニウムクロリドは皮膚刺激・アレルギー・発がん性議論もある高リスク成分(-20点)
70点
まとめ
分析してみたところ、グーン 肌にやさしいおしりふきはシンプルな構成ですが、防腐・殺菌目的で使われている成分に赤ちゃんには不向きなものが複数含まれています。
特にベンザルコニウムクロリドは皮膚刺激性が強く、欧米では濃度規制がある成分です。
また、フェノキシエタノールと安息香酸Naの併用は、刺激の相乗効果も懸念されます。
新生児や敏感肌の赤ちゃんには避けたい成分で、他の低刺激タイプへの切り替えを検討してもよいかもしれません。