赤ちゃん用日焼け止め【成分評価】マミー UVマイルドジェルNの安全性を徹底分析!

日焼け止め

※本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、内容は公正な評価に基づいています。

マミー UVマイルドジェルNはどんな商品?子どもにも安全?

こんにちは、「やさしいコスメ」です。

今回は、「マミー(KissMe Mommy!) 」の「UVマイルドジェルN」を分析していきます。

実はこの商品、筆者も近所のドラッグストアで見かけて、購入を迷ったことがありました。

ただその時は、赤ちゃん用のスキンケア用品の選び方がわからなかったので「なんか良さそうだけど、決め手になる情報がない」ために選びませんでした。

いざ分析して、私の判断が正しかったのか、見ていきたいと思います。

ブランドマミー(KissMe Mommy!)
商品名UVマイルドジェルN
内容量100g
SPF/PASPF33/PA+++
特徴低刺激、弱酸性
  • 赤ちゃん、こども用 (1歳から使える)
  • 90%食品成分でつくった日焼け止めジェル
  • せっけんで簡単に落とせる
  • 天然うるおい成分配合(アロエエキス、木いちごエキス、アセロラエキス、ホホバオイル)
  • 美容液成分配合(ヒアルロン酸)

マミー UVマイルドジェルNの気になる成分とその評価は?

次に、成分を細かく見ていきましょう。

成分

水、PG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、マカデミア種子油、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、トレハロース、ヒアルロン酸Na、ホホバ種子油、アセロラ果実エキス、アロエベラ葉エキス、ヨーロッパキイチゴ果実エキス、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ステアリン酸ポリグリセリル-10、水酸化K、EDTA-2Na、BHT、BG
https://www.isehan.co.jp/mommy/LP_mildG_aquaM

紫外線防御成分(UVフィルター)

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(紫外線吸収剤・UVB): ★★☆☆☆
➡ 効果は高いが、紫外線吸収剤の中でも特に皮膚への吸収が懸念される成分。フランスではホルモン作用の可能性が指摘されており、乳幼児向け製品には紫外線散乱剤(酸化亜鉛や酸化チタン)が推奨される。日本では使用が認められているが、子供向け製品には慎重に検討するべきかも。

ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(紫外線吸収剤・UVA): ★★★☆☆
➡ UVA防御力が高く、比較的安定性が高いが、吸収剤であるため皮膚に蓄積される可能性が指摘されている。子供の肌はバリア機能が未発達のため、使用には注意が必要。

保湿・スキンケア成分

ヒアルロン酸Na(保湿): ★★★★★
➡ 高い保湿力を持ち、皮膚に潤いを与える成分。安全性が高く、子供の肌や敏感肌の人にも適しており、保湿力の向上に貢献。

トレハロース(保湿・抗酸化): ★★★★★
➡ 皮膚の保護作用があり、水分を保持する働きもある。刺激性がなく、乳幼児にも問題なく使用可能。

ホホバ種子油(エモリエント・保湿): ★★★★★
➡ 人間の皮脂に近い組成を持ち、低刺激で肌をやさしく保護する。乳幼児にも安全。フランスでもナチュラル志向の製品に多く使用され、日本でも低刺激なオイルとして人気がある。

マカデミア種子油(エモリエント・保湿): ★★★★☆
➡ 保湿効果があり、皮膚に柔軟性を与える。ただし、ナッツアレルギーのリスクがあるため、敏感な子供には注意が必要。

アセロラ果実エキス(抗酸化): ★★★★☆
➡ ビタミンCを豊富に含み、抗酸化作用がある。フルーツ由来成分のため、肌に合わない場合もある。

アロエベラ葉エキス(保湿・鎮静): ★★★★☆
➡ 保湿作用と鎮静作用を持つが、アロエにアレルギーを持つ子供には注意が必要。

ヨーロッパキイチゴ果実エキス(抗酸化): ★★★★☆
➡ 天然の抗酸化成分として働くが、フルーツアレルギーがある場合には刺激になる可能性がある。

ベース・安定化成分

水(基剤): ★★★★★
➡ 安全性が高く、刺激性がない。

BG(保湿・溶剤): ★★★★☆
➡ 保湿効果があり、一般的に安全性が高いが、まれに刺激を感じることも。

アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30)クロスポリマー(増粘剤): ★★★★☆
➡ 乳化を安定させるための成分で、安全性は比較的高いが、敏感肌には合わない場合も。

乳化・防腐・安定化成分

水酸化K(pH調整剤): ★★★☆☆
➡ 適量なら問題ないが、高濃度だと肌に刺激を与える可能性がある。

EDTA-2Na(キレート剤): ★★☆☆☆
➡ 金属イオンを安定させるために配合されるが、環境負荷の問題が指摘されている。フランスでは使用が制限される傾向にある。

BHT(酸化防止剤): ★★☆☆☆
➡ 皮膚刺激の可能性があり、フランスでは食品やスキンケア製品での使用が懸念される成分の一つ。日本では認可されているが、子供向け製品には慎重に使用するのが望ましい。


総合評価

❤️保湿成分が豊富
❤️抗酸化成分が含まれている
⚠️紫外線吸収剤が含まれており、乳幼児向けとしては評価がわかれる(-10点)
⚠️BHTやEDTA-2Naなどの乳幼児には不要な成分が見られる(-5点)

85点

まとめ

分析してみると、紫外線吸収剤を使用していたり、防腐・安定化成分としてBHTやEDTA-2Naが含まれており、赤ちゃんには慎重に使用する必要があることがわかりました。

また、食品由来の成分が多めのところは一見良さそうに見えますが、アレルギーの心配があります。

保湿成分は充実しており、肌の潤いを保つ効果が期待できますが、子供の肌はバリア機能が未熟なため、できる限りシンプルな成分構成の製品を選んだほうが安心そうです。

総合的に見ると、子供向け製品としてはやや不向きかも。

特に敏感肌の子供や、成分にこだわる家庭では使用を避けたほうが無難です。

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