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ムーニーナチュラル おしりふき はどんな商品?赤ちゃんにも安全?
こんにちは、「やさしいコスメ」です。
今回は、「ムーニーナチュラル」のおしりふきを分析していきます。
こちらの商品は、オーガニックコットン配合で肌にやさしそうな印象があります。
ただ、おしりふきは毎日使うもの。おしりかぶれや肌トラブルを避けるためにも、安全性もチェックしたうえで選びたいですね。
さっそく分析して、やさしいコスメかどうかチェックしていきます!
特徴まとめ

ブランド | ムーニー |
商品名 | ナチュラル おしりふき |
内容量 | 50枚 |
- オーガニックコットン配合
- 超厚手シート
- 純水99%
ムーニーナチュラル おしりふき の気になる成分とその評価は?
次に、成分を細かく見ていきましょう。
水、乳酸、グリセリン、安息香酸Na、メロキサポール252、セトリモニウムクロリド、ポリアミノプロピルビグアニド、EDTA-2Na、ベンザルコニウムクロリド |
保湿・整肌成分
グリセリン(保湿):★★★★★
→ 皮膚にうるおいを与える基本的な保湿剤。刺激性がほとんどなく安全性が高い。
pH調整・角質ケア成分
乳酸(pH調整・角質ケア):★★★★☆
→ 低濃度では角質ケア+保湿効果。濃度が高いと刺激性が出るが、本用途では許容範囲。
防腐・殺菌成分(刺激注意)
安息香酸Na(防腐剤):★★☆☆☆
→ 一般的な保存料だが、乳幼児では注意が必要。濃度制限あり。EUでは3歳未満で注意喚起対象。
ポリアミノプロピルビグアニド(防腐剤):★★★☆☆
→ 強力な抗菌性があり、防腐剤として有効。感作性(アレルギー)報告もあるため注意。
ベンザルコニウムクロリド(殺菌剤・防腐補助):★☆☆☆☆
→ 強力な殺菌作用を持つが、皮膚や粘膜への刺激性が強く、赤ちゃん用には不向き。
界面活性・可溶化成分
メロキサポール252(非イオン界面活性剤):★★★☆☆
→ 非イオン性の洗浄・可溶化剤で比較的穏やかだが、界面活性剤である以上やや減点。
セトリモニウムクロリド(第4級アンモニウム塩):★★☆☆☆
→ 帯電防止・殺菌・防腐目的で使われるが、皮膚刺激性がある成分。赤ちゃんには注意が必要。
キレート剤(製品安定化)
EDTA-2Na(キレート剤):★★★☆☆
→ 成分の酸化・変質を防ぐが、環境負荷や肌刺激性からナチュラル派には懸念されやすい。
総合評価
❤️ 保湿成分(グリセリン)やpH調整(乳酸)は肌への配慮が見られる
⚠️ 防腐・殺菌系の成分が強めで、敏感肌・赤ちゃんには刺激になりやすいものが複数(-15点)
⚠️ ベンザルコニウムクロリドやセトリモニウムクロリドなど、皮膚刺激性のある成分を含む点が大きな懸念(-10点)
⚠️ 自然派や低刺激処方を求める場合には不向き(-10点)
65点
まとめ
分析してみたところ、ムーニーナチュラル おしりふきは、防腐・殺菌力を重視したおしりふきのようです。
頻繁に使用するおしりふきにおいて、これほど殺菌力の強い成分が複数入っているのは赤ちゃんの肌にとってやや過剰です。
ベンザルコニウムクロリドやセトリモニウムクロリドは大人の化粧品では使用されることもありますが、皮膚バリアの弱い赤ちゃんにはなるべく避けたい成分です。
保湿やpH調整成分は悪くないものの、総合的には「低刺激性」とは言いづらいでしょう。
防腐力優先の商品と理解した上での使用を推奨します。