赤ちゃん用日焼け止め【成分評価】アンド ファム マイルドUVエッセンス の安全性を徹底分析!

赤ちゃん用日焼け止め

※本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、内容は公正な評価に基づいています。

アンド ファム マイルドUVエッセンス はどんな商品?赤ちゃんにも安全?

and Famは、株式会社エリザベスが展開するコスメブランドで、デリケートな肌にも優しく、家族で一緒に使えるシリーズとしてリリースされています。

商品の特徴
  • ウォータープルーフ
  • せっけんで落とせる
  • ノンケミカル処方
  • 皮フ刺激テスト・光刺激テスト・アレルギーテスト・スティンギングテスト実施済み
  • 素肌にうれしい美容液成分配合
  • SPF50+ PA ++++

アンド ファム マイルドUVエッセンス の気になる成分とその評価は?

次に、成分を細かく見ていきましょう。

成分

紫外線防御成分(UVフィルター)

酸化亜鉛:★★★★★
 ➡ 紫外線散乱剤(UVA・UVB対応)。低刺激・安全性が高く、高評価。

酸化チタン:★★★★★
 ➡ 紫外線散乱剤。ナノ粒子かどうか不明だが、一般に安全性が高いと評価される。

感触改良・基剤・皮膜形成

シクロペンタシロキサン:★★☆☆☆
 ➡ 揮発性シリコーン。肌への直接的な毒性はないが、環境負荷が指摘されている。

トリエチルヘキサノイン:★★★★☆
 ➡ 油性エモリエント成分。安全性高く、滑らかな使用感。

メタクリル酸メチルクロスポリマー:★★★☆☆
 ➡ 感触改良・皮膜形成。アクリル系成分の一種。安全性は比較的良好だが、環境面でやや減点。

ジメチコン:★★★★☆
 ➡ シリコーン系保護成分。低刺激で安全性は高いが、環境面でやや評価が分かれる。

ジステアルジモニウムヘクトライト:★★★★☆
 ➡ 増粘・安定化。クレイ系成分。安全性は高い。

ハイドロゲンジメチコン:★★★★☆
 ➡ シリコーン系皮膜形成成分。安全性は高め。

塩化Na:★★★★★
 ➡ 粘度調整・安定化。安全性に問題なし。

水酸化Al:★★★☆☆
 ➡ UVフィルターのコーティング剤。毒性はないが、吸収性がある場合は評価が分かれる。

イソステアリン酸:★★★★☆
 ➡ 感触改良・乳化安定。一般的に安全。

α-グルカン:★★★★★
 ➡ 保湿成分。肌にやさしく、敏感肌にも◎。

乳化剤・界面活性剤

PEG-9ジメチコン:★★☆☆☆
 ➡ 乳化剤。PEG類は加工工程での不純物リスクや環境負荷の観点から減点。

PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン:★★☆☆☆
 ➡ 乳化剤。上記と同様にPEG系のリスクで減点対象。

保湿・美容成分

グリセリン:★★★★★
 ➡ 安全・高保湿成分。非常に評価が高い。

BG(ブチレングリコール):★★★★☆
 ➡ 保湿・溶剤。刺激性は低い。

アセチルヒアルロン酸Na:★★★★★
 ➡ 高保湿成分。安全性も高く、刺激もない。

ヒアルロン酸Na:★★★★★
 ➡ 定番の高保湿成分。肌バリアを守る。

加水分解ヒアルロン酸:★★★★★
 ➡ 浸透型のヒアルロン酸。肌への親和性が高い。

加水分解コラーゲン:★★★★☆
 ➡ 保湿・弾力向上。アレルゲンリスクは低め。

水溶性コラーゲン:★★★★☆
 ➡ 同上。肌への効果も期待できる。

グルコシルセラミド:★★★★★
 ➡ セラミド様保湿成分。バリア機能をサポート。

植物エキス(整肌・抗炎症・抗酸化)

ハトムギ種子エキス:★★★★★
 ➡ 抗炎症・保湿作用。ベビーケアでも好評価。

カミツレ花エキス:★★★★★
 ➡ 抗炎症・整肌成分。敏感肌向けでも◎。

セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス:★★★★☆
 ➡ 抗炎症・抗酸化。光毒性の懸念があるため軽度減点。

トウキンセンカ花エキス:★★★★★
 ➡ 抗炎症・鎮静。ベビーケアでも推奨。

フユボダイジュ花エキス:★★★★★
 ➡ 鎮静作用。安全性も高い。

ヤグルマギク花エキス:★★★★★
 ➡ 鎮静・保湿効果あり。

ローマカミツレ花エキス:★★★★★
 ➡ 抗炎症・鎮静。敏感肌向け。

防腐・安定化

PG(プロピレングリコール):★★☆☆☆
 ➡ 保湿・溶剤。敏感肌への刺激性からやや減点。


総合評価

❤️ 紫外線散乱剤中心で低刺激
❤️ 保湿・バリア機能成分が非常に充実
❤️ 植物由来の抗炎症・鎮静エキスも豊富
❤️ 吸収剤不使用
❤️ 精油など刺激性の高い成分不使用
⚠️ PEG類使用により加工時の残留不純物リスクや環境負荷の懸念(-8点)
⚠️ シクロペンタシロキサンによる環境負荷(-3点)
⚠️ PGの刺激性懸念(-3点)
⚠️ セイヨウオトギリソウの光毒性リスク(-2点)

アンド ファム マイルドUVエッセンスは、紫外線散乱剤のみを使用し、赤ちゃんや敏感肌へのやさしさを最大限に配慮した処方設計となっています。

UVカット効果はしっかり確保しつつも、保湿・整肌成分が非常に豊富で、スキンケア効果も兼ね備えた日焼け止めです。

一方で、PEG系やPGなどマイナス評価されやすい成分も含まれており、その点でややスコアが落ちています。ただし、これらも濃度が高くなければ実使用上のリスクは低いと考えられます。

全体的には安全性・保湿力・紫外線防御のバランスが優れており、ベビー用日焼け止めとして安心しておすすめできる製品です。

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