赤ちゃん用日焼け止め【成分評価】PROUD BLUE モイスチュアUVジェル の安全性を徹底分析！

※本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、内容は公正な評価に基づいています。

PROUD BLUE モイスチュアUVジェル はどんな商品？赤ちゃんにも安全？

こんにちは、「やさしいコスメ」です。

今回は、「PROUD BLUE」の「モイスチュアUVジェル」を分析していきます。

モイスチュアUVジェルは、神奈川大学の特許技術(三相乳化技術)を活用し、ウォータープルーフの日焼け止めを実現したそうです。

さっそく成分を分析して、やさしいコスメかどうかチェックしていきます！

特徴まとめ

ブランド	PROUD BLUE
商品名	モイスチュアUVジェル
内容量	30g
SPF／PA	SPF35／+++
特徴	ノンケミカル

• ウォータープルーフタイプ
• 石けんや洗顔料、ボディーソープなどで落とせる
•  低刺激処方なので赤ちゃんにも使える

PROUD BLUE モイスチュアUVジェル の気になる成分とその評価は？

次に、成分を細かく見ていきましょう。

紫外線防御成分

酸化亜鉛（紫外線散乱剤）：★★★★★
　➡ UVA・UVBカットの物理フィルター。赤ちゃんにも安心。

酸化チタン（紫外線散乱剤）：★★★★★
　➡ ナノでなければ極めて安全な紫外線散乱剤。

保湿・エモリエント成分

パルミチン酸エチルヘキシル（エモリエント）：★★★★☆
　➡ 紫外線吸収剤の代替油剤。やや低刺激だが高濃度で注意。

イソノナン酸イソトリデシル（エモリエント）：★★★★☆
　➡ 軽い質感のエステルオイル。ややアクネリスク報告あり。

BG（保湿・溶剤）：★★★★☆
　➡ 安全性高めだが、ごく稀に刺激性・アレルギー報告あり。

スクワラン（エモリエント）：★★★★★
　➡ 皮脂類似の保湿成分。赤ちゃんにも安心。

ペンチレングリコール（保湿・抗菌補助）：★★★★★
　➡ 肌にやさしい保湿・防腐補助成分。

セタノール（感触調整・乳化安定）：★★★☆☆
　➡ 高濃度使用で刺激になることも。ごく稀に乾燥感の報告あり。

保湿・整肌植物エキス

ダマスクバラ花水（保湿・整肌）：★★★★☆
　➡ 香り成分を含むためアレルギー報告もあるが、低濃度なら問題なし。

アロエベラ葉エキス：★★★★★
　➡ 抗炎症・保湿成分。敏感肌に有用。

アイ葉/茎エキス：★★★★★
　➡ 抗酸化・抗炎症作用が期待できる植物由来エキス。

シロキクラゲ多糖体：★★★★★
　➡ ヒアルロン酸の代替として高保湿。安全性高い。

ヒアルロン酸Na / 加水分解ヒアルロン酸：★★★★★
　➡ 保湿力抜群。皮膚刺激の報告なし。

乳化・増粘・感触調整

ポリヒドロキシステアリン酸（乳化安定）：★★★★★
　➡ 酸化亜鉛・酸化チタンの分散剤。安全性良好。

ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキエーテル（増粘）：★★★★☆
　➡ 植物性セルロースの誘導体。毒性報告なし。ごく稀に刺激性。

(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー（増粘・皮膜形成）：★★★★☆
　➡ 安定化と皮膚への密着性向上。皮膚刺激リスクは低いが注意書きあり。

メチコン（シリコーンオイル）：★★★★☆
　➡ 肌の上に膜をつくる。安全性は高いが毛穴詰まりが気になる人も。

安定化・防腐剤

水酸化Al（紫外線散乱剤の表面処理）：★★★☆☆
　➡ ナノ粒子の吸入に注意。経皮では問題ないが減点対象。

t-ブタノール（揮発性アルコール）：★★☆☆☆
　➡ ごく少量使用でも刺激になる恐れあり。アルコールに弱い肌は注意。

フェノキシエタノール（防腐剤）：★★☆☆☆
　➡ 欧州では乳幼児使用に濃度制限あり。敏感肌には刺激となる可能性。

基剤

水：★★★★★
　➡ 問題なし。

総合評価

❤️ 紫外線防御は酸化亜鉛・酸化チタンで構成
❤️ 保湿成分が充実
❤️ 合成香料は不使用、精油成分もなし（ダマスクバラ花水のみ）
⚠️ 防腐剤にフェノキシエタノールを使用（-6点）
⚠️ アルコール類（t-ブタノール）配合で刺激懸念（-5点）
⚠️ ダマスクバラ花水など香気成分由来のアレルギー注意（-3点）
⚠️ セタノールはごく一部で乾燥性刺激報告あり（-1点）

85点

まとめ

分析してみたところ、PROUD BLUE モイスチュアUVジェルは、紫外線散乱剤（酸化亜鉛・酸化チタン）を使用しており、ノンケミカルで安心な設計です。

保湿成分が豊富で、スクワラン・ヒアルロン酸・シロキクラゲ・アロエなどがバランスよく配合されています。

一方で、やや懸念される成分として、防腐剤フェノキシエタノールとアルコール（t-ブタノール）が含まれています。
これらは敏感肌や乳幼児において刺激となる可能性があり、欧州では使用濃度制限もあります。

また、ダマスクバラ花水には自然由来の香気成分が含まれており、香りに敏感な赤ちゃんではごく稀にアレルギー反応の可能性もあるため注意が必要です。

UVカット性能・保湿力は高評価ながら、肌の敏感さにより使用可否が分かれそうです。

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