赤ちゃん用日焼け止め【成分評価】キュレル 潤浸保湿 UVエッセンスの安全性を徹底分析!

日焼け止め

※本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、内容は公正な評価に基づいています。

キュレル 潤浸保湿 UVエッセンス はどんな商品?赤ちゃんにも安全?

キュレル は日本の化粧品メーカー、花王が製造しているブランドです。乾燥性敏感肌の人を対象に、セラミドが含まれるコスメを製造しています。

商品の特徴

・消炎剤配合で肌荒れを防ぐ
・保湿成分配合
・負担感のない、しっとりべたつかないエッセンスタイプ。
・ちり・ほこり・花粉といった汚れの付着を防ぐ。
・化粧下地としても使える
・赤ちゃんのデリケートな肌にも使える
・アルコールフリー
・SFP30 ++

キュレル 潤浸保湿 UVエッセンスの気になる成分とその評価は?

次に、成分を細かく見ていきましょう。

成分

紫外線防御成分

微粒子酸化Ti(酸化チタン): ★★★★★
 ➡ 紫外線散乱剤(UVA/UVB防御)。低刺激で赤ちゃんにも安心。ナノ化の有無が気になるところだが、安全性は高い。

水酸化Al、ステアリン酸、パルミチン酸デキストリン ★★★★★
 ➡ 酸化チタンのコーティング・安定化に用いられる成分。特に問題なし。


抗炎症・整肌成分

グリチルリチン酸ジカリウム ★★★★☆
 ➡ 抗炎症成分。肌トラブル予防に効果的。ただし、ごくまれにアレルギー反応の報告あり。

アスナロエキス、ユーカリエキス ★★★★☆
 ➡ 植物エキス。抗菌・整肌効果が期待されるが、アレルゲンリスクがあるため注意点あり。


保湿・保護成分

BG(ブチレングリコール)★★★★☆
 ➡ 保湿・溶剤。一般的には安全だが、まれに刺激性の懸念あり。

DPG(ジプロピレングリコール)★★★★☆
 ➡ 保湿・溶剤。刺激性は低いが、敏感肌には慎重に使いたい。

キシリトール、ベタイン ★★★★★
 ➡ 自然由来の保湿成分。肌への優しさ◎

ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド ★★★★☆
 ➡ セラミド様の保湿成分。バリア機能サポートに◎


感触改良・乳化・油性基剤

軽質流動イソパラフィン、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ2-エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリオクタン酸グリセリル、トリシロキサン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル ★★★★☆
 ➡ 低刺激の油性成分で、塗布感や密着性を高める。安全性は高いが、長期使用で毛穴詰まりの懸念が少し。

セタノール、ステアリルアルコール ★★★★☆
 ➡ 高級アルコール系乳化安定剤。基本的には低刺激だが、敏感肌にはやや注意。


乳化・増粘・安定化成分

ステアリン酸POEソルビタン、ジステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタン、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸Na・アクリロイルジメチルタウリン酸Na共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ポリオキシステアリン酸、アミノヒドロキシメチルプロパンジオール、キサンタンガム ★★★★☆
 ➡ 乳化剤・増粘剤として安定処方に貢献。特に問題となる成分はなし。

エデト酸塩(EDTA)★★☆☆
 ➡ キレート剤(安定化目的)。環境負荷が高いためEUでは制限対象。


防腐剤

フェノキシエタノール ★★☆☆
 ➡ 防腐剤。赤ちゃん用にはやや懸念点あり。EUでは濃度制限対象。


総合評価

❤️ 紫外線散乱剤を使用しており肌にやさしい
❤️ セラミド様成分や植物由来保湿成分で保湿力◎
❤️ 抗炎症成分や自然系保湿剤もバランス良好
⚠️ 防腐剤にフェノキシエタノールを使用(-6点)
⚠️ EDTA(エデト酸塩)使用はややマイナス(-3点)
⚠️ 精油・植物エキス類のアレルゲンリスク(-4点)

キュレル 潤浸保湿 UVエッセンスは、紫外線防御成分として酸化チタンを採用している点は非常に評価できます

さらに、セラミド様保湿成分や植物性保湿素材も配合されており、肌のバリア機能もサポート
抗炎症成分も配合されており、肌荒れ防止対策も◎です。

ただし、フェノキシエタノールやエデト酸塩といった成分は赤ちゃん用としては少し懸念が残る点。また、ユーカリエキスなどの植物エキスによるアレルゲンリスクもゼロではありません。


総合的には、低刺激で保湿力・機能性も高い、バランス型の赤ちゃん用日焼け止めとして高評価ですが、敏感肌の赤ちゃんにはパッチテストを行うなど気をつけて使用するのが望ましいかもしれません。

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