赤ちゃん用保湿剤【成分評価】ママ&キッズ ベビーミルキーローション の安全性を徹底分析!

赤ちゃん用保湿剤

※本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、内容は公正な評価に基づいています。

ママ&キッズ ベビーミルキーローション はどんな商品?赤ちゃんにも安全?

こんにちは、「やさしいコスメ」です。

今回は、「ママ&キッズ」の「ベビーミルキーローション」を分析していきます。

「ママ&キッズ」シリーズはSNS等で人気がありますが、前回日焼け止めをやさしいコスメで分析した限り、「口コミほど良くない」印象でした。

お値段も高めで、安心・安全を全面に出して売り出している商品なだけに、意外な結果でしたが、保湿剤はどうでしょうか?

さっそくベビーミルキーローションを成分を分析して、やさしいコスメかどうかチェックしていきます!

特徴まとめ

ブランドママ&キッズ(Mama & Kids)
商品名ベビーミルキーローション
内容量380ml
  • 胎脂に近い成分ベビーズエマルジョンが肌のバリア機能をサポート
  • マのおなかの中の羊水に含まれる8種のうるおいアミノ酸が、赤ちゃんの肌にやさしくうるおいを与える
  • 生まれたその日から使える

ママ&キッズ ベビーミルキーローション の気になる成分とその評価は?

次に、成分を細かく見ていきましょう。

成分

水、BG、グリセリン、スクワラン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、グリセリルグルコシド、キシリトール、ベタイン、トレハロース、グリコシルトレハロース、水添レシチン、ベヘニルアルコール、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、イソステアリン酸コレステリル、コレステロール、ステアリン酸、加水分解水添デンプン、セラミド2、セラミド3、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシンHCl、トレオニン、プロリン、アルギニン、PCA、PCA-Na、乳酸Na、水添パーム油、ステアリン酸ポリグリセリル-10、ジメチコン、グリチルリチン酸2K、カルボマー、トコフェロール、フェノキシエタノール
https://www.natural-s.jp/shop/g/g521/

保湿・エモリエント成分

グリセリン(保湿):★★★★★
 ➡ 水分を引き寄せて保持する効果に優れ、安全性も非常に高い定番の保湿成分。

スクワラン(エモリエント):★★★★★
 ➡ 皮膚バリアを補い、乾燥を防ぐ。低刺激で赤ちゃんにも安心して使える。

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(エモリエント):★★★★★
 ➡ 軽くなめらかな感触で、肌なじみが良く安全性も高い。

グリセリルグルコシド(保湿):★★★★★
 ➡ 保湿力が高く、肌の水分バランスを整える。植物由来で安全性も高い。

キシリトール(保湿):★★★★★
 ➡ 天然由来の糖アルコールで、保湿力があり皮膚常在菌のバランスにも配慮。

ベタイン(保湿):★★★★★
 ➡ 肌の水分を保持し、刺激緩和効果もある保湿成分。

トレハロース(保湿):★★★★★
 ➡ 保湿力に加え、細胞保護作用もある成分。赤ちゃん用に適している。

グリコシルトレハロース(保湿):★★★★★
 ➡ トレハロース誘導体。保湿効果が長続きし、刺激性も非常に低い。

ポリクオタニウム-51(保湿・バリア):★★★★★
 ➡ 人の細胞膜類似構造を持ち、バリア機能をサポート。保湿力も高い。


肌バリア・エモリエントサポート成分

水添レシチン(乳化・浸透促進):★★★★★
 ➡ 肌のなじみを良くし、成分の浸透をサポートする天然由来の乳化剤。

ベヘニルアルコール(エモリエント・増粘):★★★★☆
 ➡ 肌をやわらかく保つが、アルコール類のためごく稀に刺激となる場合も。

ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)(バリア補助):★★★★★
 ➡ 皮膚バリアをサポートする複合型エステル。低刺激で赤ちゃん向けにも優秀。

イソステアリン酸コレステリル(エモリエント):★★★★★
 ➡ 皮膚の柔軟性を保ち、バリア機能も補助する成分。

コレステロール(バリア補助):★★★★★
 ➡ 皮膚のセラミド層の構成要素。バリア機能に重要。

ステアリン酸(脂肪酸):★★★★☆
 ➡ バリア機能を補助するが、肌質によっては重く感じることも。

水添パーム油(エモリエント):★★★★☆
 ➡ 安定性が高く保湿性もあるが、油脂成分に敏感な肌では注意が必要。

ステアリン酸ポリグリセリル-10(乳化剤):★★★★★
 ➡ 天然由来で、低刺激。乳化力にも優れ、赤ちゃん用にも安全。

ジメチコン(皮膚保護):★★★☆☆
 ➡ バリア機能を助けるが、シリコーンに対して皮膚反応を起こすことがあるため、ごく敏感な肌には注意。


肌修復・整肌成分

セラミド2・セラミド3(バリア補助):★★★★★
 ➡ 皮膚の角質層に存在する成分。バリア機能を補強し、水分保持に重要。

グリチルリチン酸2K(抗炎症):★★★★★
 ➡ 肌荒れや赤みを抑える抗炎症成分。赤ちゃんの肌にも適している。

ヒアルロン酸Na(保湿):★★★★★
 ➡ 非常に高い保水力を持ち、赤ちゃんにも安全に使える。

トコフェロール(抗酸化・保護):★★★★★
 ➡ 肌の酸化ストレスを防ぐビタミンE。安全性も高い。


アミノ酸系保湿・整肌成分

セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシンHCl、トレオニン、プロリン、アルギニン、PCA、PCA-Na、乳酸Na:★★★★★
 ➡ 天然保湿因子(NMF)構成成分。保湿性に優れ、刺激性もほぼない。


基剤・増粘・安定化・pH調整・防腐成分

フェノキシエタノール(防腐剤):★★☆☆☆
 ➡ 防腐剤として一定の安全性はあるが、EUでは上限が定められており、赤ちゃん用には含有量に注意が必要。

水(基剤):★★★★★
 ➡ 問題なし。

BG(保湿・溶剤):★★★★★
 ➡ 保湿と溶剤機能を兼ね、安全性も高い。

加水分解水添デンプン(増粘・保湿):★★★★★
 ➡ 保湿効果を強化し、テクスチャーの調整にも使われる。天然由来で安全。

カルボマー(増粘):★★★★☆
 ➡ 増粘剤として広く使われる。基本的に安全だが、敏感肌で刺激を感じる例も少数。

総合評価

❤️ 豊富な保湿成分(グリセリン、ヒアルロン酸、アミノ酸複合など)
❤️ セラミドやコレステロールなど、バリア機能を強化する構成
❤️ 抗炎症・整肌成分(グリチルリチン酸2K、トコフェロール)
❤️ 低刺激な乳化・エモリエント処方
⚠️ フェノキシエタノール配合(-6点)
⚠️ ジメチコン配合(ごく稀に皮膜感や刺激を感じる肌質あり)(-2点)

まとめ

分析してみたところ、ママ&キッズ ベビーミルキーローションは、肌の水分保持とバリア機能を強化する成分が非常にバランスよく構成されており、肌の保護と保湿に優れた成分が多数含まれています

赤ちゃんのデリケートな肌をしっかり守りながら、乾燥や外部刺激からも守ってくれる処方です。

抗炎症・抗酸化成分も配合されており、肌トラブル予防にも期待できます。

一方で、防腐剤としてフェノキシエタノールが配合されている点はやや注意が必要で、特に新生児や超敏感肌の赤ちゃんにはパッチテストを行ってからの使用が安心です。

全体的には安全性・保湿力・肌修復力に優れた保湿剤で、同シリーズ止めよりも高品質と言えそうです。

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