ピジョン ミルクローション ワセリンin はどんな商品?赤ちゃんにも安全?
こんにちは、「やさしいコスメ」です。
今回は、「ピジョン」の「ミルクローション ワセリンin」を分析していきます。
こちらは一部の店舗では売り切れが続くなど、SNSで今話題の人気商品です!
さっそく分析して、やさしいコスメかどうかチェックしていきます!
特徴まとめ

ブランド | ピジョン(pigeon) |
商品名 | ミルクローション ワセリンin |
内容量 | 250g |
- 生まれて間もなく使える
- 秋冬の乾燥する時期でもこれ1本でOK
ピジョン ミルクローション ワセリンin の気になる成分とその評価は?
次に、成分を細かく見ていきましょう。
水、ワセリン、グリセリン、パルミチン酸エチルヘキシル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、セラミドNP、イソステアリン酸フィトステリル、グリチルリチン酸2K、ラウリン酸ポリグリセリル-10、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、水酸化K https://products.pigeon.co.jp/item/index-2680.html |
保湿・エモリエント成分
ワセリン(エモリエント):★★★★☆
➡ 肌の表面に保護膜を作り、水分蒸発を防ぐ。重めだが赤ちゃん肌の乾燥予防に効果的。
グリセリン(保湿):★★★★★
➡ 水分を引き寄せて保湿する安全性の高い成分。敏感肌にも◎。
パルミチン酸エチルヘキシル(エモリエント):★★★★☆
➡ 軽い感触で保湿を補助。まれに刺激となる場合も。
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10(エモリエント・乳化):★★★★★
➡ 肌にやさしい天然系乳化成分。安全性・安定性ともに高い。
イソステアリン酸フィトステリル(エモリエント):★★★★☆
➡ 植物由来の保湿成分で、肌なじみがよい。肌を柔らかく整える。
ラウリン酸ポリグリセリル-10(乳化・保湿):★★★★★
➡ 天然由来の界面活性剤で低刺激。肌へのやさしさに配慮。
セラミドNP(保湿・バリア強化):★★★★★
➡ 肌のバリア機能を高め、乾燥を防ぐ重要成分。赤ちゃん肌に最適。
エチルヘキシルグリセリン(保湿・防腐補助):★★★★★
➡ 保湿力と軽い防腐力を持つ。肌刺激性は非常に低く、安全性が高い。
抗炎症・整肌成分
グリチルリチン酸2K(抗炎症):★★★★☆
➡ 甘草由来の抗炎症成分。安全性は高いが、連用による感作には注意。
トコフェロール(抗酸化・整肌):★★★★★
➡ ビタミンE。肌を酸化から守る作用があり、安全性も高い。
乳化・増粘・安定化成分
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー(増粘・乳化安定):★★★★☆
➡ テクスチャー調整のための増粘成分。刺激性は低めだが、やや合成感あり。
水酸化K(pH調整):★★★☆☆
➡ pHの安定化に使用されるが、アルカリ性のため高濃度では刺激になる。製品では中和されているはずなので通常は問題なし。
基剤・調整成分
水(基剤):★★★★★
➡ 特に問題なし。
クエン酸(pH調整):★★★★☆
➡ 天然由来の酸で、pHを調整する。安全性は高いが、敏感肌ではごくまれに刺激を感じることも。
クエン酸Na(pH調整):★★★★☆
➡ クエン酸と併用される中和剤。安全性は高い。
フェノキシエタノール(防腐剤):★★☆☆☆
➡ 比較的安全性の高い防腐剤だが、赤ちゃん製品としては避けたい人も。敏感肌では注意。
総合評価
❤️ 保湿成分が豊富で乾燥対策に非常に有効
❤️ 天然系乳化剤・防腐補助成分を使用しており、低刺激設計
❤️ 抗炎症成分や抗酸化成分も配合され、肌荒れ予防に貢献
⚠️ フェノキシエタノールが防腐剤として使われており、赤ちゃん肌には注意が必要(-6点)
⚠️ 合成増粘成分は刺激性は低いが、無添加志向の方は気になるかも(-3点)
91点
まとめ
分析してみたところ、ピジョン ミルクローション ワセリンinは、赤ちゃんのデリケートな肌に配慮した設計となっており、特にセラミドNPをはじめとした保湿力の高さが際立ちます。
防腐剤にフェノキシエタノールが使われている点は評価が分かれるところですが、使用濃度が低ければ特に大きな問題はありません。
乾燥・肌荒れ対策として安心して使える、バランスのよい製品といえそうです。