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ミノン 全身保湿ミルク はどんな商品?赤ちゃんにも安全?
こんにちは、「やさしいコスメ」です。
今回は、「ミノン」の「全身保湿ミルク」を分析していきます。
やさしいコスメでは、以前ミノンの日焼け止めも分析しており、こちらはかなり高評価でした!
ミノン 全身保湿ミルクも成分を分析して、やさしいコスメかどうかチェックしていきます!
特徴まとめ

ブランド | ミノン |
商品名 | 全身保湿ミルク |
内容量 | 400g |
- 着替え前でもべたつかない
- みずみずしいうるおい感
- 生後28日以上の乳児による連用テスト済み
- パラベンフリー・アルコールフリー
- 無香料・無着色
ミノン 全身保湿ミルク の気になる成分とその評価は?
次に、成分を細かく見ていきましょう。
グリチルレチン酸ステアリル、BG、濃グリセリン、パルミチン酸オクチル、オクタン酸セチル、α-オレフィンオリゴマー、POEベヘニルエーテル、コレステロール、パルミチン酸ソルビタン、硬化油、ワセリン、フェノキシエタノール、親油型ステアリン酸グリセリル、ベヘニルアルコール、ジメチコン、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ヒドロキシエチルセルロース、水酸化Na、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon-body/product/ds-milk.html
主要な保湿・エモリエント成分
グリセリン(保湿):★★★★★
➡ 肌に水分を保持し、刺激性が非常に低く安全性が高い。
BG(保湿・溶剤):★★★★☆
➡ 保湿力あり。刺激性はほぼないが、まれに接触性皮膚炎の報告あり。
濃グリセリン(保湿):★★★★★
➡ 高濃度グリセリン。保湿力が非常に高く、低刺激。
パルミチン酸オクチル(エモリエント):★★★★☆
➡ 肌をなめらかにする成分。安全性は高いが、稀にニキビ肌では注意。
オクタン酸セチル(エモリエント):★★★★☆
➡ 軽い感触で保湿力もある。低刺激。
α-オレフィンオリゴマー(エモリエント):★★★★★
➡ 合成炭化水素。酸化しにくく、皮膚刺激が非常に少ない。
ワセリン(エモリエント・保護):★★★★★
➡ 保護膜を作り、水分蒸発を防ぐ。非アレルゲン性。
ベヘニルアルコール(エモリエント・乳化安定):★★★★☆
➡ 高い安全性があるが、一部の敏感肌では注意が必要。
コレステロール(皮膚バリア補助):★★★★★
➡ 肌のバリア機能をサポートし、保湿にも関与。非常に安全。
整肌・抗炎症成分
グリチルレチン酸ステアリル(抗炎症):★★★★★
➡ 甘草由来の抗炎症成分で、赤みや肌荒れに効果的。赤ちゃんにも安全。
ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)(皮膚バリア補助):★★★★★
➡ 疑似セラミド。肌のバリア機能を高め、保湿効果も高い。
乳化・安定・増粘成分
POEベヘニルエーテル(乳化剤):★★★☆☆
➡ 一部ポリエチレングリコール系で、やや慎重な評価。刺激性は低め。
パルミチン酸ソルビタン(乳化剤):★★★★☆
➡ 比較的低刺激で安定性あり。赤ちゃん用でもよく使用される。
親油型ステアリン酸グリセリル(乳化安定):★★★★☆
➡ 乳化を安定させる成分。肌にやさしいが、精製度により評価が異なる。
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(増粘・ゲル化):★★★☆☆
➡ 合成ポリマー。刺激性は低いが、環境への懸念がある。
ヒドロキシエチルセルロース(増粘剤):★★★★★
➡ 植物由来で刺激性が低く、安定性が高い。
水酸化Na(pH調整):★★★☆☆
➡ 強アルカリ性だが、微量かつpH調整用途で使用されるため問題ない。
防腐剤
フェノキシエタノール(防腐剤):★★☆☆☆
➡ 敏感肌や乳幼児には刺激を感じる場合あり。EUでは使用濃度制限あり。
基剤・溶媒
水:★★★★★
➡ 問題なし。
総合評価
❤️ 低刺激な保湿・エモリエント成分が豊富
❤️ 抗炎症成分(グリチルレチン酸ステアリル)配合
❤️ 疑似セラミドやコレステロールなど、肌バリアを支える成分あり
⚠️ フェノキシエタノール(防腐剤)がやや懸念あり(-6点)
⚠️ 合成ポリマー(アクリル酸共重合体)による環境・肌負担への軽微な懸念(-3点)
⚠️ PEG系(POEベヘニルエーテル)がやや慎重評価(-2点)
89点
まとめ
分析してみたところ、ミノン 全身保湿ミルクは、保湿・抗炎症・バリアサポートの観点で非常に優秀な保湿剤と言えそうす。
グリセリンやワセリンによる保湿効果に加え、甘草由来の抗炎症成分(グリチルレチン酸ステアリル)や疑似セラミドなどが、敏感な肌をしっかり保護してくれます。
フェノキシエタノールなどの防腐剤はやや注意が必要ですが、全体的に低刺激で、赤ちゃんのデイリーケアに使用しても問題なさそうです。
環境面の配慮がより進めば、さらに理想的な製品と言えるでしょう。