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アトピタ 保湿全身ミルキィローション はどんな商品?赤ちゃんにも安全?
こんにちは、「やさしいコスメ」です。
今回は、「アトピタ」の「保湿全身ミルキィローション」を分析していきます。
過去にやさしいコスメで日焼け止めを分析した際は、環境への負担や、一部の刺激成分が少しマイナスの結果となりました。
さっそく分析して、保湿剤がやさしいコスメかどうかチェックしていきます!
特徴まとめ

ブランド | アトピタ |
商品名 | 保湿全身ミルキィローション |
内容量 | 120ml / 250ml / 300ml |
- うるおい補給成分:ラノリン脂肪酸コレステリル(保湿剤)配合。
- 天然成分[ヨモギ葉エキス]がお肌を保湿
- パラベンフリー・ノンアルコール・アレルギーテスト済み
アトピタ 保湿全身ミルキィローション の気になる成分とその評価は?
次に、成分を細かく見ていきましょう。
水、グリセリン、BG、尿素、ソルビトール、ミネラルオイル、ジメチコン、ベヘニルアルコール、ペンチレングリコール、ラノリン脂肪酸コレステリル、ヨモギ葉エキス、グリチルリチン酸2K、アラントイン、ホホバ種子油、イソノナン酸イソノニル、ベヘネス-20、PEG-30水添ヒマシ油、キサンタンガム、カルボマー、水酸化K、フェノキシエタノール、カプリリルグリコール https://www.tampei.co.jp/atopita/LO/ |
保湿・エモリエント成分
グリセリン:★★★★☆
➡ 定番の保湿剤、安全性高い
BG(ブチレングリコール):★★★★☆
➡ 保湿性+溶媒。ごくまれに刺激
尿素:★★★☆☆
➡ 角質柔軟作用あり。濃度により刺激の可能性
ソルビトール:★★★★★
➡ 天然由来の保湿剤、安全性高い
ミネラルオイル:★★★☆☆
➡ 安定性は高いが、石油由来で好まれにくい
ジメチコン:★★★☆☆
➡ 皮膚バリア性向上だが、閉塞性あり
ベヘニルアルコール:★★★☆☆
➡ 乳化安定。高濃度で刺激例あり
ペンチレングリコール:★★★★☆
➡ 保湿・防腐補助。刺激性少
ラノリン脂肪酸コレステリル:★★★☆☆
➡ 保湿性高いが動物由来・アレルギー懸念
ホホバ種子油:★★★★★
➡ 酸化に強く、皮脂類似成分
イソノナン酸イソノニル:★★★☆☆
➡ 合成エステル、肌なじみ良いが合成
機能性・薬用成分
グリチルリチン酸2K:★★★★☆
➡ 抗炎症。医薬部外品での実績多数
アラントイン:★★★★☆
➡ 抗炎症・修復促進
ヨモギ葉エキス:★★★☆☆
➡ 植物エキス。刺激少ないが濃度次第で感作リスク
乳化・安定化・防腐など
カプリリルグリコール:★★★☆☆
➡ 保湿性のある防腐補助。刺激は稀
ベヘネス-20:★★★☆☆
➡ 非イオン性界面活性剤、低刺激だが合成
PEG-30水添ヒマシ油:★★★☆☆
➡ 乳化安定剤。PEG由来で注意点あり
キサンタンガム:★★★★★
➡ 天然増粘剤、安全
カルボマー:★★★☆☆
➡ 石油系の増粘剤。毒性は低い
水酸化K:★★★☆☆
➡ pH調整剤。濃度により刺激あり
フェノキシエタノール:★★☆☆☆
➡ 防腐剤。赤ちゃん向けには慎重に
総合評価
❤️ 保湿成分が豊富でバランスよく配合
❤️ 薬用成分を配合
❤️ ヨモギエキスなど植物由来成分の使用
❤️ 天然多糖類の増粘剤で肌にやさしい構成
⚠️ フェノキシエタノール使用(-6点)
⚠️ 尿素は刺激性の懸念(-3点)
⚠️ ミネラルオイル・PEG・ベヘネス-20など石油・合成由来が複数(-3点)
⚠️ 水酸化Kの刺激リスク(-2点)
84点
まとめ
分析してみたところ、アトピタ 保湿全身ミルキィローションは、保湿力・抗炎症作用ともにバランスがよく設計されており、赤ちゃん用としても適切な処方といえます。
グリチルリチン酸2K・アラントインによる肌荒れ防止効果や、ホホバ種子油・ソルビトールなどのやさしい保湿成分が強みです。
注意点としては、フェノキシエタノールや尿素(高濃度なら刺激)など、乳幼児の肌には慎重に扱うべき成分がある点。
また、PEGやミネラルオイルなどの合成・石油系成分も一部含まれています。
とはいえ、全体としては実用性と安全性のバランスが良好な製品です。