赤ちゃん用日焼け止め【成分評価】ミキハウス UVカットミルクMHの安全性を徹底分析!

赤ちゃん用日焼け止め

※本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、内容は公正な評価に基づいています。

ミキハウス UVカットミルクMHはどんな商品?赤ちゃんにも安全?

ミキハウス UVカットミルクMHは、高級子供服メーカーでおなじみ、ミキハウスが販売しているベビー用日焼け止めです。さっそく特徴を見ていきましょう。

商品の特徴

・コンパクト容器で持ち運びに便利
・ウォータープルーフ
・一定時間日陰にはいるとUV防御効果が回復
・汗や水に強く、ノンケミカルでべたつき感がない
・肌の乾燥を防ぎ、皮膚をすこやかに保つ

一定時間日陰にはいるとUV防御効果が回復するというのが、この日焼け止めの1番の特徴でしょう。そのため、ミキハウスはSPF値やPA値をあえて数値で示していないそうです。

ミキハウス UVカットミルクMHの気になる成分とその評価は?

次に、成分を細かく見ていきましょう。

成分

紫外線防御成分

酸化チタン(紫外線散乱剤) : ★★★★★
➡ 紫外線を物理的にブロックするミネラル成分。赤ちゃんや敏感肌向けに適している。

保湿・エモリエント成分

BG(保湿) : ★★★★★
➡ 肌に優しく、水分を保持する働きがある。低刺激で安全性が高い。

グリセリン(保湿) : ★★★★★
➡ 保湿力が高く、肌に優しい成分。敏感肌向け製品にもよく使われる。

スクワラン(保湿・エモリエント) : ★★★★★
➡ 肌のバリア機能を強化し、乾燥を防ぐ。植物由来または動物由来があるが、安全性は高い。

エモリエント・感触改良成分

シクロペンタシロキサン(シリコーン・感触改良) : ★★★★☆
➡ 肌を滑らかにするが、シリコーンのため好みが分かれる。毛穴の詰まりは起こしにくいが、肌に残りやすい。

ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(シリコーン・エモリエント) : ★★★★☆
➡ 皮膜形成し、しっとり感を与える。安全性は高いが、肌に残りやすい点に注意。

乳化・安定化成分

PEG-10ジメチコン(乳化・分散剤) : ★★☆☆
➡ シリコーン系乳化剤。低刺激だが、PEGを含むため、環境負荷や不純物リスクが懸念される。

ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2(乳化剤) : ★★★★★
➡ 肌に優しい天然由来の乳化剤。低刺激で安全性が高い。

美容・抗酸化成分

ヒメフウロエキス(抗酸化・美白) : ★★★★★
➡ ポリフェノールを含み、抗酸化作用がある。肌の老化防止にも役立つ。

パイナップル果実エキス(角質ケア・整肌) : ★★★★★
➡ 酵素が含まれ、肌をなめらかに整える。低刺激で使用感が良い。

アスパラギン酸(アミノ酸・保湿) : ★★★★★
➡ アミノ酸の一種で、肌の潤いを保つのに役立つ。

pH調整・安定化成分

クエン酸Na(pH調整) : ★★★★★
➡ 肌に優しいpH調整剤で、安全性が高い。

抗炎症・鎮静成分

グリチルレチン酸ステアリル(抗炎症) : ★★★★★
➡ 肌荒れを防ぎ、炎症を鎮める働きがある。敏感肌向けの製品にも使用される。

トコフェロール(ビタミンE・抗酸化) : ★★★★★
➡ 肌の酸化を防ぎ、健康的な肌を保つ成分。

着色成分

酸化鉄(顔料・着色) : ★★★★★
➡ 天然ミネラル由来で、安全性が高い。肌への刺激は少ない。

増粘・感触改良成分

水酸化Al(被膜形成・感触改良) : ★★★★☆
➡ 酸化チタンの分散を助ける成分。基本的に安全だが、過剰な使用は肌の負担になる可能性がある。

ハイドロゲンジメチコン(シリコーン・感触改良) : ★★★★☆
➡ 皮膜形成し、肌を滑らかにする。安全性は高いが、シリコーンが気になる人は注意。

メチコン(シリコーン・感触改良) : ★★★★☆
➡ 肌の表面を滑らかにし、水分の蒸発を防ぐ。肌には残りやすいが、毛穴を詰まらせるリスクは低い。

防腐成分

ベンチレングリコール(防腐補助・保湿) : ★★★★★
➡ 保湿作用もあり、防腐効果を高める。比較的低刺激。

メチルパラベン(防腐剤) : ★★★★☆
➡ 少量で強い防腐効果を持つ。フランスなど一部の国では一部のパラベンが規制されているが、メチルパラベンは安全性が高いとされている。

プロピルパラベン(防腐剤) : ★★★☆☆
➡ メチルパラベンより刺激性が強く、フランスでは一部規制対象。敏感肌の人は注意が必要。


総合評価

❤️ 紫外線散乱剤を使用し、安全性が高い(+10点)
❤️ 保湿成分が豊富で、乾燥を防ぐ(+10点)
❤️ 抗酸化・抗炎症成分が配合されており、敏感肌に適している(+5点)
⚠️ シリコーン系成分が多く、肌に残りやすい(-3点)
⚠️ プロピルパラベンが含まれており、フランスなどの国では一部制限されているため注意が必要(-10点)
⚠️ PEG系成分は環境負荷や不純物リスクが懸念される(-5点)

ミキハウス UVカットミルクMHは、紫外線散乱剤の酸化チタンを使用しており、赤ちゃんの肌に優しい設計になっています。

さらに、グリセリンといった保湿成分やヒメフウロエキスや抗酸化・抗炎症成分が含まれており、敏感肌にも配慮された配合になっています。

一方で、シリコーン系成分が多いため、肌に残りやすい点が気になります。さらに、プロピルパラベンが含まれており、欧州では一部規制されている成分のため、気になる方は避けたほうが良いかもしれません。

総合的には、安全性・保湿力・紫外線防御力のバランスが取れた赤ちゃん用日焼け止めと言えそうです。

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