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ピジョン ベビーミルクローション うるおいプラス はどんな商品?赤ちゃんにも安全?
こんにちは、「やさしいコスメ」です。
今回は、「ピジョン」の「ベビーミルクローション うるおいプラス」を分析していきます。
こちらの商品は、ドラッグストアでも簡単に入手できる上、ネットでは環境にやさしいキューブパックのタイプも売られています。
さっそく分析して、やさしいコスメかどうかチェックしていきます!
特徴まとめ

ブランド | ピジョン(pigeon) |
商品名 | ベビーミルクローション うるおいプラス |
内容量 | 600g |
- 生まれたその日から使用可能
- しっとり感が持続するシアバター(保湿成分)配合
- 環境にやさしい紙のキューブパックタイプあり!
ピジョン ベビーミルクローション うるおいプラス の気になる成分とその評価は?
次に、成分を細かく見ていきましょう。
水、グリセリン、パルミチン酸エチルへキシル、ステアリン酸ソルビタン、ワセリン、ポリソルベート60、セテアレス-6、ステアリルアルコール、ステアリン酸、セラミドNP、イソステアリン酸フィトステリル、シア脂、グリチルリチン酸2K、エチルへキシルグリセリン、セルロースガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ジメチコン、水酸化K、フェノキシエタノール、クエン酸、トコフェロール https://products.pigeon.co.jp/item/index-2369.html |
保湿・エモリエント成分
グリセリン:★★★★★
➡ 保湿力が高く、肌への安全性が非常に高い
パルミチン酸エチルヘキシル:★★★★☆
➡ 軽い感触のエモリエント。やや刺激の報告も
ワセリン:★★★★☆
➡ 高い保湿力。閉塞感やベタつきが気になる場合も
ステアリルアルコール:★★★★★
➡ 保湿力・安全性ともに高く、刺激性も低い
セラミドNP:★★★★★
➡ バリア機能を補強。赤ちゃんに最適な高保湿成分
イソステアリン酸フィトステリル:★★★★★
➡ 植物由来で保湿・皮膚柔軟効果あり
シア脂:★★★★☆
➡ 栄養豊富な天然オイル。まれにアレルギーの可能性
ジメチコン:★★★☆☆
➡ 皮膜形成に優れるが、環境負荷と閉塞感に懸念あり
乳化・界面活性・テクスチャー改良
ステアリン酸ソルビタン:★★★★☆
➡ 乳化安定剤として安全性高め
ポリソルベート60:★★☆☆☆
➡ 酸化しやすく、アレルギーや肌負担の懸念あり
セテアレス-6:★★★☆☆
➡ ポリエチレングリコール系乳化剤。高濃度は注意
ステアリン酸:★★★★★
➡ 脂肪酸由来で刺激性は非常に少ない
抗炎症・整肌成分
グリチルリチン酸2K:★★★★☆
➡ 抗炎症作用あり。安全性は高いが効果は穏やか
トコフェロール(ビタミンE):★★★★★
➡ 抗酸化作用で肌の健康維持に有効
ゲル化・増粘・質感調整
セルロースガム:★★★★★
➡ 天然由来の増粘剤で安全性が高い
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー:★★★★☆
➡ 合成ポリマーだが毒性は低く、問題は少ない
pH調整・キレート・その他
水酸化K:★★★☆☆
➡ pH調整剤。濃度により刺激の懸念あり
クエン酸:★★★★★
➡ 天然由来のpH調整剤。刺激性はほとんどない
防腐・保存料
フェノキシエタノール:★★☆☆☆
➡ 防腐効果が高いが、赤ちゃんには刺激の懸念あり
エチルヘキシルグリセリン:★★★☆☆
➡ 抗菌補助として使用。やや刺激性が報告される場合も
基剤
水:★★★★★
➡ 安全で安定性も高いベース成分
総合評価
❤️ セラミドNP、グリセリン、イソステアリン酸フィトステリルなどの高保湿・高機能成分
❤️ 天然由来の安全性の高い増粘・安定化成分(シア脂、セルロースガム、トコフェロール)
❤️ 抗炎症成分(グリチルリチン酸2K)の配合
⚠️ フェノキシエタノール使用(-6点)
⚠️ ポリソルベート60の酸化リスク(-5点)
⚠️ セテアレス-6のPEG系乳化剤による低リスクの刺激性(-3点)
⚠️ ジメチコンの閉塞感と環境負荷の懸念(-2点)
84点
まとめ
分析してみたところ、ピジョン ベビーミルクローション うるおいプラスは、赤ちゃんの肌バリアを保ち、乾燥を防ぐためのセラミドやグリセリン、植物性エモリエントを中心に配合した、バランスの良い保湿剤です。
テクスチャー改良や安定性に必要な成分も整っており、肌へのやさしさと使用感の両方に配慮されています。
ただし、フェノキシエタノールやポリソルベート60など、敏感肌や赤ちゃんには避けたい成分も含まれている点は考慮が必要です。
使用時には、肌の様子を見ながら慎重に導入するのがよいでしょう。